a.歩き用地図と巡礼道の最近のブログ記事

坂東巡礼の歩き用地図について

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1.坂東巡礼の歩き用地図について
  四国遍路と西国観音巡礼の「歩き用ガイド地図」は、立派なものが発行されていますが、坂東観音巡礼用のものは残念ながら見当たりません。
 「坂東も四国や西国と同じような地図を!」という声が聞かれますが、それはそれとして、作成されるまでのつなぎ資料として、本ブログを参考にしていただければ幸いです。
 なお、地図作成リクエストとは別に、「あまり詳しい地図があると自分の歩き巡礼道を決める楽しみがなくなってしまう、坂東だけは残しておいて!」という声もあることを、蛇足になりますが付記させていただきます。

2.坂東の巡礼道について
 四国八十八ケ寺霊場めぐりと、西国・坂東・秩父などの観音霊場めぐりでは、「遍路」と「巡礼」の言葉の使い分けがされています。四国は「遍路」、観音霊場は「巡礼」です。
 詳しいことは別として、四国遍路ではお寺とお寺の間を歩く過程が重要視され、遍路道を歩くことが修行である、修行になると言われています。一方、観音巡礼ではお寺の観音様の前で一心にお願い(お祈り)することに意義があると言われています。
 すなわち、遍路は「道、線」、観音巡礼は「お寺、点」がキーワードになるようです。
 四国遍路では、修行僧空海が修行された道(足跡)や衛門三郎が空海を追い求めて歩き続けた道(足跡)を、現代においても追い求め歩く(追体験する)ことが第一の目的になるようです。したがって、四国遍路のガイド地図では、足跡を正確に捉え提供していくことが必要で、詳細地図作成のニーズにもなっているようです。
 一方、観音巡礼では、「お寺、点」が主で「お寺の間、道」は従となります。「どの道を歩いても良い、自分の歩いた道が巡礼道」になるようです。
 ということですが、歩き巡礼者のほとんどの方が、「出来れば、少しでも歴史的重みのある道を歩きたい」という思いをお持ちになるのではないでしょうか。
 ところで、関東地域の道路は都市開発や水田の区画整理などで大きく変わってきています。江戸時代の主街道であっても廃道になってしまっていたりで、歴史ある巡礼道を歩くことが難しくなりつつあります。
 したがって、坂東では、「道、古道」にあまりこだわるのでなく、「古き巡礼者達はこの山並み、景色、河などを友に歩いていたのでは!」という「巾広いとらえ方」のもとに、歩き巡礼を楽しんでいただきたいと思います。

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消えつつある峠への道(千葉県 音信山の近く)

3.自分が使用する歩き用地図の作成方法
 以下を参考に自分用の地図を作成して下さい。

a.ベースとする地図
 「国土地理院の地形図(2万5千分の1)」を推奨します。
本ブログにおいて引用させていただいた巡礼実績者のほとんどの方がこれを使用されているようです。
 全部で100枚程必要で、大きい書店で販売しております。(1枚270円(税込み))
 なお、出かける前に、予定ルート(道)、寄り道ポイント、宿の電話番号などを赤鉛筆で書いておくと現地で助かります。疲れてくるとあれこれ考えるのが面倒になってきますので。
 *私はこの予定に加えて、現地でおいて、休憩地点、時刻、特徴(例えば公園前)などの実績も地図上にメモしております。(山歩きの頃からそうしております)

b.バス路線、バス停名、道路名などを知る方法
 一般の道路地図を利用するのがベターです。
 この地図としては、昭文社の「県別マップル ○○県 広域・詳細 道路地図」(一冊2400円程)が良いのでは。道路番号、呼称、バス路線、停留所名などが記載されています。
 神奈川、東京都、埼玉県、群馬県、栃木県、茨城県、千葉県の7冊必要です。
 *国土地理院の2万5千分の1と同様に実績者の多くの方が利用されています。

H22.7追記 インターネットの地図検索(マップルなど)でも調べられます。コンビニも。お金を使う必要はないですからね>


 なお、パソコン利用でしたら、昭文社の「スーパーマップルVer8デジタル」の購入が考えられます。「関東甲信越版」5000円程で、何冊も買うよりお徳?  さらには、この地図は自分のHPなどでの私的使用は自由ですので、巡礼記を制作しこれへの地図掲載を考えている方は最初からこれにするのがベターかもしれません。
*地図の複製使用には、普通は発行元の許可を必要とします。 

c.宿の有無など
 細かいことは、県とか市町村の観光協会に問い合わせれば、親切に教えていただけると思います。

4.国土地理院の地形図(2万5千分の1)の折り方 (参考)


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